長野県は全国で最も村の数が多く、現在は35村ある。2004年頃には67の村が存在したが「平成の大合併」で32の村がなくなってしまった。しかし20年近く経った今も、そこが「村だった」ことを証明する看板や表示が残っている場所もある。地図上から村の名前が消えても地域の人々の記憶からは消えていない。今は無き村を、糸でつながる凧で表現した。